J-Life編集部ブログ
 

2006年07月06日

J-Life編集部で働く!

今更ですが、J-Life編集部の仕事とはどんなものなのでしょうか。


チーム (編集部)のメンバーは、既出の3名。

編集長…年のころは30代後半。フットワークの軽いアイデアマン。机の上はカオス。

Aさん…同じく30代後半。厳しいが、面倒見が良い。フロアで2番目くらいに机がきれい。

chai…そろそろ20代後半にさしかかる。机の上はご覧の通り。


基本的には、この3人で本を作り、営業をしますが、
記事を書いてくれるライターさん、カメラマンさん、イラストレーターさん、デザイナーさん、
フリーの編集者さん、アルクの社員等々、多くの人がJ-Lifeに関わっています。


1年と少し前、異業種 (機械メーカー)から転職してきたchaiには、
編集という仕事、広告営業という仕事は、まったく未知の世界。
素人の目で見てきた、J-Lifeの仕事について書いてみたいと思います。

J-Life編集部で働く! その2

私たちの主な仕事は、以前にも書いた下記の2点です。

1. J-Lifeをつくる。 (編集)
2. J-Lifeに載せる広告を集める。 (営業)

本がどのように作られているか、皆さんご存じでしょうか。
私は、知りませんでした。


あくまで一例ですが、どんな風に記事が出来ていくのか、書き出してみます。
〈例〉7月号(6月9日発行) 日本ふれあい紀行「体験 高知」

1 スポンサー (「クライアント」と呼ぶ)と、取材の打ち合わせ (4月中旬)
 日程、取材の内容などを決めます。
 取材の前に、どのようなページにするか、イメージを考えておきます。
 
2 取材決行 (4月末)
 写真担当のカメラマンさん、文章担当のchaiの2名で高知に飛びました。
 色々な方に話を聞いて、メモをとります。気がついたことも、メモをとります。
 カメラマンさんは、重い機材を抱えて、ひたすら撮影します。

3 原稿書き、編集作業 (4月末~5月上旬)
 カメラマンさんから、厳選された写真 (それでも、100枚は軽く超える)データを受け取ります。
 写真を選び、キャプションや本文を書いていきます。
 文章ができたら、経験豊富なフリーの編集者さんに、校正を依頼。
 これはJ-Life独特のやり方だと思いますが、外国人向けの雑誌なので、
 日本語の言い回し、ルビなどをチェックしてもらいます。

4 入稿 (5月上旬)
 デザイナーさんに原稿と写真のデータを送ります。
 必要に応じて、ページのイメージについての打ち合わせも行います。
 普通は、ページのデザインと、デザインに原稿の文字を組み込む作業は
 別々の人が担当するのですが、J-Lifeのデザイナーさんは両方できる方なので、
 入稿したらゲラ (校正するための試し刷り)が出てくるのを待つだけ。

5 修正 (5月上旬)
 PDFデータで送られてきたゲラをプリントアウトして確認し、
 修正があれば赤を入れてFAXで送り返します。
 何度か繰り返し、原稿を完成させます。

取材から、原稿が一旦完成するまでの流れは、大まかに言ってこのような感じです。


この仕事をするようになって気がつきましたが、
 
 「日本語が書ける」 ということと、

 「文章が書ける」 ということって、別物なんですね。

他人に分かりやすい文を書くことは、思っていたより大変でした。
つい、ひとりよがりな文章になってしまうんですよね……。

このブログも正直なところ、ちょっと心配です(+_+)

2006年07月11日

J-Life編集部で働く! その2

【取材の謎】

未だによく分からないのが“取材”。
「○○について聞いて来い!」という指示があるわけではないので、
今日は何を聞こうかな~、どうやって盛り上げようかな~、そもそも取材って何なんだ??
と、毎回悩みながら向かいます。

考えてみたらちょっとヘンじゃないですか?
仕事とは言え、初対面の人に根掘り葉掘り話を聞くんですよ。

しかも、chaiの担当ページは取材対象者のご自宅にお邪魔するものが多いので、
初対面の方の家にあがりこんでお話をするのが月に2回ほど……。不思議な感じです。

営業なら「商談をまとめる」というはっきりした目的があり、
相手側もそれを承知で面談しているので
まだ楽なのですが、取材の場合
 
 「私が盛り上げて、楽しい話を聞きださなきゃ!」

というプレッシャーを感じます。
個人的には営業のほうが気が楽です。


Aさんが言うには、取材とは

 「自分が言いたいことを相手の口から引き出す」

ために行うのだそうです。
自分が読者に伝えたいことが頭の中にあって、それを適切な人物から聞き出す。
 
 「行ってみたら、何かしら聞けるでしょ」

では、ダメなんですね。ボーっとしてちゃいけないんですねぇ……。


それでもやはり、

 「どうやって盛り上げよう?」 「何を聞き出そう?」

と、毎回悩んでしまうのでした。

2006年07月19日

J-Life編集部で働く! その3

 【設置場所開拓】

「お金のある人の所には、さらにお金が集まるようになっている」
これは真理だと思います。


思いおこせば去年の夏、できあがったばかりのJ-Life「サンプル版」を
ダイレクトメールとして、全国の学校や自治体、大使館に送りまくりました。
申込用紙を同封し、無料送付の希望者はFAXで編集部に申し込みます。

この試みはなかなかうまくいき、数多くのお申し込みをいただいたのですが、
まだまだ数が足りない (=J-Lifeをもっと普及させなきゃ!)ということで、
返信をいただけなかったところに電話でひたすら連絡。電話に明け暮れた夏でした。


あんなに苦労した設置先開拓だったのに、
ある時期を越えた時、ふっと楽になりました。
うわさがうわさを呼び (って大げさかしら……)、
「ウチにも置きたい」というお問い合わせを、たくさんいただくようになったんです。


いつの間にか、国内外2,000カ所もの場所で設置していただけるようになっていました。


そこで冒頭の話。
ある一定の量を越えると、あとは勝手に増えていく……
フリーペーパーもお金も一緒ですね!
ちょっぴり乱暴な理論ですが、この先どこまで増えるのか、楽しみです。
……あ、J-Lifeがですよ。

某R25誌のように、駅にずらっと並ぶようになったらいいなぁ。

2006年07月27日

面接の思い出

入社前、私はアルクの月刊誌『月刊日本語』の愛読者でした。
※月刊日本語って何? という方はこちら→http://www.alc.co.jp/gn/index.html

1年前の桜が咲く頃、アルクの面接を受けに来ました。
当時はもちろん知りませんでしたが、面接官は日本語事業部の部長をはじめ、
月刊日本語編集長など、そうそうたるメンバー。

 面接官 「chaiさんがよく読む雑誌は?」

 chai 「ちょっとマニアックなんですけど……

     『月刊日本語』と」

  面接官一同、爆笑。

 chai 「…?

     …!!!

     ち、違うんです~~~」


そりゃそうでしょう。
よりによってアルクの出版物を「マニアック」呼ばわり (しかも、編集長の前で)。
 
本当の意図は、別のところにありました。
当時私が毎月必ず読んでいた雑誌は、chaiの頭の構造を反映した
マニアックなラインナップ(あ、また言っちゃった)。

  『月刊日本語』
  『HA』 (広島のスポーツチーム情報の雑誌。広島カープの情報が中心)
  『FILMFARE』 (インドで発行されている映画情報誌。インド映画情報がもりだくさん) 

『月刊日本語』自体ではなく、この組み合わせが
マニアックだという意味だったのですが……。
うっかり順序を間違ったばっかりに、こんなことに 
(いや、順序の問題じゃないかもしれません)。
面接官の笑い声は、当分おさまりませんでした。


よりによってこの場面で失言だなんて、マンガじゃあるまいし……。


そんな私ですが、今ではJ-Life編集部で元気に働いています!


追記:
「月刊日本語マニアック事件」は、その日のうちに日本語事業部内に広まったそうです。
いまだに時々つっこまれています。